
SYMPOSIUM
デザイン創造都市旭川シンポジウム
[事前申し込み制] 会費/2,000円
ユネスコデザイン都市・旭川の「あさひかわデザインウィーク」は、北国の豊かな自然を背景に、デザインを通して未来を考えそれを発信する場です。シンポジウムでは、「持続可能な未来をデザインする」をテーマに、前半はニューヨーク近代美術館[MoMA]シニアキュレーターのパオラ・アントネッリ氏にお話しいただき、後半では幅広い分野の専門家によるディスカッションを行います。
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1、基調講演
●講師/パオラ・アントネッリ(MoMAシニアキュレーター)
2、パネルディスカッション
20世紀の方法論では解決できない問題が山積する今日、いち早く課題を見つけその解決策を広く世界と共有し実践するには、デザインが大きな役割を果たすのではないか─。自然あふれるユネスコ・デザイン都市あさひかわを舞台に、各分野のリーダーたちが多様な視座から「持続可能な未来への道しるべ」を模索します。
●パネリスト/森 俊子(ハーバード大学大学院教授)
岩佐 十良(株式会社自遊人代表取締役)
馬奈木 俊介(九州大学大学院教授)
●モデレーター/川上 典李子(デザインジャーナリスト)
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[お問い合わせ先]
あさひかわデザインウィーク実行委員会事務局
(一般社団法人北海道デザインラボ内 担当/江口)
TEL 0166-74-3355 FAX 0166-23-3005
E-mail adw@adwhokkaido.com
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お申込はこちらから(Peatix)
●オンライン参加申し込み
https://adw2023online.peatix.com/
●リアル(現地参加)参加申し込み
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日時/ | 6月21日(水)[参加料/2,000円] 1、基調講演 14:00~15:00 2、パネルディスカッション 15:30~17:00 |
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会場/ | 旭川市公会堂(旭川市常磐公園1971-5)+オンライン Google MAP |
定員/ | 700名 |
主催/ | あさひかわデザインウィーク実行委員会事務局 共催/旭川市、東川町 |
協賛/ | 特別協賛:Yukari Yamada supported by Japan Global Association Inc. 協賛:旭川家具工業協同組合、税理士法人 薄井会計、株式会社エフ・イー、株式会社カンディハウス、有限会社デザインピークス、日新運輸株式会社、 医療法人社団 はやし内科胃腸科小児科医院、株式会社米谷産業 |

MoMAシニアキュレーター
パオラ・アントネッリ Paola Antonelli
ニューヨーク近代美術館の建築およびデザインのシニア・キュレーター兼研究開発部門のディレクター。デザイン、建築、芸術、科学、テクノロジーなどを組み合わせ、見過ごされがちな日常的なできごとに対するデザインの影響について研究を続ける。また、デザインの良い影響が世界に広く認められることを目指し、その理解促進のため奔走している。最近手がけた展覧会には、「第22回ミラノ・トリエンナーレBroken Nature」、「MoMA’s Material Ecology―建築家ネリ・オックスマンの画期的な作品」、「Never Alone―ビデオゲームとインタラクティブ・デザイン」がある。より良い未来を描くデザインの力に関する調査研究への情熱は冷めやらず、デザイン評論家のアリス・ローストーンと共同で設立したDesign Emergencyを、インスタグラム、書籍、さらにはポッドキャストにて展開中。

ハーバード大学大学院教授
森 俊子 Toshiko Mori
ニューヨークのToshiko Mori Architect PLLC建築事務所の代表。クーパーユニオン建築科卒業。1995年にハーバード大学院デザインスクール教授就任。TENURE(終身教授職)取得、2002年より2008年まで同建築学部の学部長。2017年アメリカ建築協会最優秀賞、2019年度アメリカ建築教育協会から最優秀建築教育家に渡されるトーパーズメダル、ARCHITECTURE RECORD 誌女性建築家のデザインリーダー賞、第1回フランスFIBRAアワードグランプリなど受賞多数。フランスDASSAULT SYSTEME社外取締役、フィンランド文化振興国際委員。

株式会社自遊人代表取締役
岩佐 十良 Toru Iwasa
1967年、東京生まれ。大学在学中に会社を創業し、のちに編集者に転身。2000年、雑誌「自遊人」を創刊。2014年、新潟大沢山温泉にオープンした『里山十帖』では、総合ディレクションを担当し「グッドデザイン賞BEST100 」を受賞。2018年に宿泊施設、「商店街HOTEL 講 大津百町」(滋賀県大津市)、「箱根本箱」(神奈川県箱根町)、2020年「松本十帖」(長野県松本市)を開業。2016年~18年、2021年より再び、グッドデザイン賞審査委員に着任。多摩美術大学 客員教授。

九州大学大学院教授
馬奈木 俊介 Shunsuke Managi
九州大学主幹教授、都市研究センター長、総長補佐。農林水産政策研究所客員研究員、経済産業研究所ファカルティフェローを兼任。第16回日本学術振興会賞受賞。第25期日本学術会議会員。国連「新国富報告書」代表、国連「持続可能な開発に関するグローバル・レポート(SDGs報告)2023」評議員、国連「持続可能性のための新しい資本」円卓会議委員、IPCC代表執筆者、IPBES統括代表執筆者、世界環境資源経済学会共同議長などを歴任。

デザインジャーナリスト
川上典李子 Noriko Kawakami
21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクター。株式会社アクシスにて「AXIS」編集部に所属後、1994年よりデザインジャーナリストとして活動。2007年より21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクターとして展覧会企画にも関わり、同館以外でも「London Design Biennale 2016」日本公式展示キュレトリアル・アドバイザー、パリ装飾美術館「ジャポニスムの150年展」(2018年)ゲストキュレーター等。武蔵野美術大学客員教授、多摩美術大学理事。